食べ応え抜群!足太タラバガニの美味しい食べ方!

たらばがに全身 タラバガニ

冬のシーズンになると魚介類の身が締り美味しくなる季節ですよね。
その中でも贅沢な食べ物と言えばズバリ「蟹」
その中でも非常に人気であり食べ応え抜群の足が太いタラバガニは極上の食材と言えるでしょう。
「鍋」「焼き」「刺身」「しゃぶしゃぶ」など身が多く旨味のつまったタラバガニはどんな調理法をしても美味しく食べれる魅力を持っています。
今まで蟹が嫌いだった人もタラバガニのしゃぶしゃぶや刺身を食べて「タラバガニだったら食べれる」という人もいる程、万人受けする食材となっています。
今回はこのタラバガニ食べ方について詳しく紹介していきます。

タラバガニの基本情報

タラバガニ

タラバガニについて
項目 特徴
生物学的分類 ヤドカリ上科
タラバガニの足(脚)の本数 8本(日本の蟹の中で一番太い脚)
甲羅や脚の表面 凹凸が多くトゲトゲした甲羅・手足。
産地 日本市場で流通しているタラバガニの大半はロシア産(オホーツク海)やアラスカ産(ベーリング海)である。
国産は北海道の網走・羅臼・根室で漁獲されるものが流通する
身の質感や味 身が厚く透き通った色見でたんぱくな味わい。
焼く・煮る等の加熱調理をすると身が締り色見が白くなる。
生で食べるとぷりぷりの触感とカニ特有の柔らかさが口に広がる。
調理方法 焼き・蒸し・煮る・生食(刺身)など調理方法の幅が広い
カニみその有無 カニみそを含んでいるが基本的に食べない。
理由として旨味がなく不味い、煮たら蟹身に味が移るなどのデメリットがある為

日本名ではカニと表記されているが、生物学的にはヤドカリの仲間である。名前の由来が魚類の鱈の漁場から漁獲されることから鱈場蟹(タラバガニ)とされている。
日本で流通している食用ガニの中でも全体・脚の太さともに最大クラスである。日本産よりも海外産(ロシア産・アラスカ産)の方が美味しいという風潮があるがカニ自体の味に大差はない。

鍋で食べるタラバガニ

タラバガニ鍋
鍋で食べるタラバガニの醍醐味はなんと言っても鍋一杯に埋まるほどの蟹身です。
そこから溢れ出すタラバガニの出汁が鍋一杯に広がり他の野菜や食材もカニの出汁を吸い込んで美味しくなっていきます。

太いタラバガニの脚を箸で持ち上げて口に入れると思わず「カニ食ってる~!」という確かな実感を味わえます。

基本的に蟹をメインに食すので野菜・白滝・きのこ類など蟹の味を邪魔しない食材と一緒に入れるのがベターだと言えます。
他の魚介類を入れる場合は蟹の鍋を味わった後に入れると変化を楽しめると思います。
タラバガニを鍋で食べる場合ですが、既にボイルされた状態のたらばがにを使うのか生の状態のタラバガニを使うかで調理方法が変わります。
既にボイルされたタラバガニの大半はカニみそが撤去されている事が大半でありそのまま鍋に入れて調理することが可能ですが、生の状態ですと甲羅を剥がしカニみそを取り出す必要があるので要注意です。

焼いて食べる焼きタラバガニ

焼きたらばがに
蟹の殻の焦がした香り・蟹の水分が蒸発し少し破けた赤い膜・プリプリした身がホクホクに変化する旨味。
処理や機材の用意に少し手間がかかりますがタラバガニの美味しさを存分に味わうならば焼きタラバガニをおススメします。
焼きタラバガニの魅力を一言で表すなら「大味が凝縮された蟹の旨味」と言えるでしょう。
本来蟹には蟹身に水分が豊富に含まれていますが、タラバガニの場合その脚の太さ・身の厚さを見てもズワイガニの1.5倍から2倍あります。
その分カニのうまみ成分を含んだ水分は多く含まれておりタラバガニが大味と言われる理由もここにあるでしょう。
この水分が焼いた際に蒸発し旨味が身にしっかり残りホクホクした蟹身は鍋と味わうものとは別物となります。
鍋の場合旨味が出汁に溶け出し周りに影響を与える調理方法ならば焼きタラバガニは凝縮したカニの旨味を独り占め。
余分な水分も飛び、骨からするっと身が取り出せて食べるのも苦労しないのも焼きタラバガニの特徴。

焼くなら炭火?ロースター?

ちょっと良いカニ料理のお店であるならば炭火で提供されることもありますが、家庭で炭を起こす場合、七輪の用意・着火・炭の後処理などの手間がかかり家庭向きとは言えません。
その点ガスで調理できるロースターであるならば火加減が自分で調整することもできて後処理も楽になります。
家庭での実用性を考えるならばロースターの方が良いでしょう。

【蟹刺し】生で食べるカニの刺身はタラバガニだけ

極太の蟹身をプリプリ触感で味わえるのはタラバガニの刺身だけ!
蟹刺し・カニ刺身など料亭では様々な呼称がありますが、この記事ではカニ刺しと表記させていただきます。
何故カニ刺しはタラバガニだけしかできないのかというと、理由は調理中に切れない身の太さがあり他のカニでは調理が難しいからです。
タラバガニの生身は豊富な水分を含みエビとは違うプリプリ触感が口の中に広がりカニの風味と舌先でとろける甘味があります。
刺身で提供される場合タラバガニの身は氷水に5分ほど浸すと身の表面が広がり花が咲いた様な形に変化する特徴を持っています。
酢醤油・刺身醤油で食べると一層蟹の甘さが引き立つので甘味やうまみ成分の少ないお寿司屋さんで使う醤油がおススメです。

食中毒や食当たりには要注意


カニと言えど海産物を生で食べる際は食中毒に気を付けなければなりません。
残念ながらカニ刺しを食べる場合このリスクは避けては通れないのが現状。ですが、限りなく予防する方法もあります。
それは鮮度が高いうちに処理して食べることです。
菌の繁殖は時間とともに増えていきますので、鮮度が高いうちに食べるのがよいでしょう。
時間が立ったカニは鍋や焼きガニにして加工調理を加えて殺菌することで美味しくたべることができます。
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